歯槽膿漏 治療の流れ
歯槽膿漏の治療の流れは、次のようになっています。一番目として、緊急処置があります。
これは、痛みがある場合など、必要と判断されたときに行われます。一般的には、最初に検査が行われます。
現在の状態を正確に検査し、それにより治療計画が立てられていきます。
検査内容としましては、X線写真、歯周ポケットの測定、歯肉からの出血、虫歯の状況・検査、噛み合わせの検査などとなっています。
これらの結果により治療計画が作られるわけですが、現在の状況や今後の予定など、インフォームドコンセントがあり、ここから歯槽膿漏の治療がスタートします。
三番目がプラークコントロールです。患者がどのようなブラッシングをしているか、磨き残しのある部分はどこかなどを明らかにし、ブラッシング指導を行っていきます。
それから、ブラッシングの効果をより高めるために、顕著な歯石や着色などをクリーニングしていいます。
四番目のスケーリングですが、これは歯周ポケットの上にある歯石を除去するものです。
この段階で、歯肉の健康状態や適切なブラッシングが行なわれているかを再度チェックすることになります。
状態によって、新たに治療計画を練り直したり、あるいはブラッシング指導が行われます。
五番目にスケーリング・ルートプレーニング(SRP)が行われます。プラークコントロールは正しくが行なわれているのだけれど、歯周ポケット内に歯石があることから症状に改善が見られない場合は、この歯石を除去することになります。
ポケット内の歯石を取り除くには、局所麻酔が必要となります。最後に、メンテナンスになります。
歯肉の状態が問題のない状態に回復したとしましても、歯槽膿漏は完治することはありません。
したがって、継続的な定期検診と必要に応じてクリーニングを受けて、良い状態を維持していくことが肝要となります。
歯槽膿漏治療は、治療後のケアが重要なポイントになります。
大まかな流れは以上ですが、ケースバイケースで外科的手術や薬物投与なども行われることがあります。
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